2012年6月8日金曜日

ミスチルとわたし

超久しぶりの投稿になってしまいました。
タイトルどおり、ミスチルのことを書きます。

今年は、Mr.Children結成20周年のお祭りイヤーです。私も祭りに参加してきました。大阪初日と、西武ドーム2日目と、東京ドーム1日目。大阪と西武ドームはどうしようかなと迷っていたのですが、結果的には東京ドームだけで留めておかなくてよかった、というものでした。東京ドーム以降、何曲か削られてしまったからね。

ライブの素晴らしさは言うまでもないので、ミスチルとわたしの歩みを振り返ってみようと思います。


ミスチルをはじめて知ったのは、友人の紹介からでした。19年前のお正月明けかな。私は初めての海外旅行(アメリカ周遊3週間貧乏旅行一人旅)から帰ってきて、バイト先の仲間たちと新年会。カラオケに行ったときにはじめて、友達が男子スタッフにお願いしていました。
「なあ、ミスチル歌ってや!」

ミスチル?なんやそれ?よくよく聞いてみると、FM802(当時わたしは兵庫県に住んでました)のヘビーローテーションで、CROSSROADが流れまくっていたんですね。友達はそれをリクエストしたのでした。知らないのはわたしだけ、みんな一緒に歌ってました。

「ちゃんと聞いてみ。マミきっと好きやとおもうで。」

そんな友達の言葉が残っていて、はじめてミスチルを買ったのはTSUTAYAの店頭で売られていたレンタル落ちの「Atomic Heart」でした。そしてわたしは、1曲目(Printing)~2曲目(Dance Dance Dance)で、完全に彼らに恋してしまったのです。


それまでに発売されたアルバムを買い揃え(といっても3枚)、それ以降に発売されたアルバムはすべて購入。甲子園球場で行われた「空~ku~」のライブにバイト先の友達と一緒に行って感動。でも、留学や就職に伴う上京があったため、暫くの間ライブには行きたかったけど行けないという悲しい状況が続きました。

久しぶりに行ったツアーは、2004年のシフクノオト。そこから毎年、何度も、ライブに行くようになりました。いま考えてみると、よくもまあ毎回毎回何度も行けるくらいチケットが取れるものだと、自分のチケット運の良さに恐れ入ります。


わたしの生活の中にはいつも、ミスチルがありました。寂しいとき、つらいとき、恋してるとき、失恋したとき、いつも支えてくれました。好きな曲はたくさんあって、いろんな局面でいろんな曲が支えてくれたり元気をくれたりしました。

ほんとに死にたいと思った時期がありました。もう人生なんてどうでもいい。自分なんていないほうがいい。死んだほうが楽になれる。毎日そう思いながら過ごしていたとき。そんなときにガツンと心に突き刺さったのが、「蘇生」でした。



何度でも 何度でも
君は生まれかわっていける
そしていつか捨ててきた夢の続きを
ノートには消し去れやしない
昨日がページを汚してても
まだ描き続けたい未来がある


叶いもしない夢をみるのは
もう やめにすることにしたんだから
今度はこの冴えない現実を
夢みたいに 塗り替えればいいさ
そう思ってんだ
変えていくんだ
きっとできるんだ



この部分を聴いて、どれほど泣いたかわからないほどです。今でもiPodから聴くだけで泣きます。ライブとなれば、それはもう大変です。わたしはこの歌に出会えてよかった。この歌に出会えたから、今こうして生きているんだといっても過言ではないと思います。


ミスチルのライブを通じて、たくさんの素敵な友人とも知り合いました。彼女たちは今ではわたしにとって、かけがえのない存在になっています。今のわたしの人生と、素敵な友人たちと出会う機会を与えてくれたミスチルには心から感謝です。


これまでの20年、本当にありがとうございます。そして、10年先も20年先もずっとずっと、あなたたちに一生ついていきます。これからもたくさんの人を感動させ、笑顔にして、ときには泣かせちゃう色男4人衆でいてください。大好きです。

最後に。
あのとき死ななくて、本当に良かった。