2010年4月15日木曜日

ナビスコカップ第2戦 神戸 vs 浦和

19時まで仕事だったので大崎のFootnikで後半から観戦。

前半スコアレスドローだったのは、スポーツ情報サイトで見て知っていたので、純粋に後半ガンバレという気持ちで行きました。前の日記にも書いたように月曜の夜からいきなりの体調不良に見舞われて、まる2日流動食しか口にしていなかったので、カロリー不足でフラフラでしたが…!

神戸が1点を取った直後くらいまでは明らかに神戸のペースで、2点目もサクっと取られてしまうのではないかと思うほど押されてました。でも昨日の浦和は違った。すべては、やっと出番がきた高原さんのおかげではないでしょうか。

記憶がフレッシュなので、印象に残った選手を振り返ります。


■元気
ナビスコ前節はどうしようもなくダメだったみたいですが、どうやら最近調子をあげてきた?去年の元気にじわじわ戻ってきている印象があります。昨日は、8割がた貪欲でした。でも解説者が言っていたけど、「若いんだからもっとシュートうてばいいとおもうんですよね」に激しく同感。Footnik店内のいたるところから「うっちゃえ!」という声が聞こえるから、多くの人が彼の貪欲さを求めているのでしょう。早く去年の元気に戻って欲しいです。でもよく考えたら、元気は去年もなかなか前を向けていなかったような気がします。あれ?あれれ?貪欲なのは走る姿だけ?とりあえず、若くても若くなくても、前を向いて走るのだ、元気!

ところで、いまだにゴール裏からのコールが「はらぐち」なのが気に入りません。たくさんの人が「げんきーはしれー!」と激を飛ばしているのに、どうして「はらぐち」コールなの?「げんき」コールにしようよ。

■スピラノビッチ
遠慮がち。何かを怖がっているような印象があるのだけど、やはりチームとうまくコミュニケーションが取れていないのでしょうか。ほかの外国人選手とは少し性格が違う(つまりおとなしそう)のかなという印象はありますが、まあ見た目での判断でしかないので、なんともいえないですよね。エジやポンテタイプというよりもむしろ、フィンケさんタイプというか。アングロサクソン系とそうでない系の差?それだけかな?

■啓太
キャプテン……。大丈夫なんですか……?

■加藤くん
先ほどフィンケ監督のコメントを読んだのですが、数年苦しい時期があったようですね。

【フィンケさんコメント】
そして特に今日加藤が2本のPKを止めたことはとても嬉しかったですし、6年~7年に渡って、彼は長い間「影」にいたわけですが、彼にとっても、今日の試合はとても大きな喜びをもたらしてくれる試合だったと思います。

確かに、不安な場面はものすごくたくさんありました。ああこれが山岸だったらもっと安心して見ていられるのに…って何度も思いました。でもあの最後のPKに対する彼の集中力と判断力の素晴らしさったらありゃしない!

1本目を止めてPKやり直しになったときは、ああこれで1点とられちゃう。大切な2点差が1点差になっちゃう…ってガックシきてました。そして実際どばーっと疲れがきて座り込んでしまいました。でも祈るように画面を観ながらなんとなく「大丈夫。また取れるから。加藤くん、左!」とボールに呪いをかけていたら(試合中よくやる)、ほんとに左にボールが飛んでいって、加藤くんも左に飛んでいって、見事に止めた。泣きそうでしたわたし。

とても印象的だったのが、PKを2本止めたあとの加藤くんの表情が「戦士」だったこと。誰かにハグされて初めて、加藤くんから笑顔がこぼれたことが、とても印象的でした。前節もあまりよくなかったと聞いていたので、あのプレーで彼のモヤモヤが吹っ飛んだのでないかと期待しています。


高原さんは本当によくあのタイミングで流れを変えてくれた。うちの連れが「高原は途中で交代して場の雰囲気を変えるようなセルみたいな選手じゃないから」と以前言っていたのですが、この試合でははバッチリ変えてくれましたね。阿部ちゃんの得点も、エジの得点も、浦和のスタミナが切れた時間帯に生まれたもの。後半のこり10分あたりからみんな脚が止まってしまっていたけれど、エジと阿部ちゃんは違いました。やっぱそういう人たちから、決定打というものは繰り出されるのでしょうか。


さて、日曜日はホームでの川崎戦。憲剛が復活してさらに調子づいているので、昨日のいろいろを活かしつつ、頑張ってほしいものです。

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