2010年9月9日木曜日
nepia 千のトイレプロジェクト2010 始動!
わたしが心から応援しているプロジェクト。
『nepia 千のトイレプロジェクト2010』 が今年もはじまりました。
「トイレと水の問題で失われていく命を守りたい。」
王子ネピアが心をこめて、2008年からはじめたプロジェクトも
今年で3回目となりました。
東ティモールは、アジアでいちばん若い国です。
紛争とかいろいろゴタゴタがあって、決して「整備されている国」とは言えません。
農村部での衛生的なトイレの普及率は約35%。
国全体の不衛生さが原因となって
5歳未満の子どもが、1000人中130人亡くなってます。
また、子どもたちの5人にひとりが、下痢をわずらっています。
東ティモールでは、外で用を足すのが「普通」。トイレがないのが「普通」。
日本みたいに「100%水洗化が完了していない」とは次元が違います。
王子ネピアでは、対象商品の一部を、日本ユニセフを通じて寄付し、
東ティモールのトイレづくりを支援する資金にしてもらっています。
ネピアがトイレを作るのではなくて、トイレづくりのノウハウを支援するのです。
わたしがとても共感しているのは、この支援の方法。
モノをあげるだけだったらきっと、人も国も成長していかないはず。
だからトイレの建設は、東ティモールの大人にやってもらうわけです。
1年目の寄付を終えたのちにトイレの建設が始まったわけですが
これまでに建設したトイレは2000を超えました。
視察に行った方にお話をお伺いすると、支援対象地域の人たちの顔が
ぱっと明るくなったということでした。
子どもたちの笑顔を、夢を、命を守るためのプロジェクト。
もしかしたら、将来はものすごく優秀なサッカープレイヤーが
ここから誕生するかもしれない!
そんなことを考えると、ワクワクするんですよねー。
しかも、自分たちの生活の中にいつもある、ティッシュやトイレットペーパーを
購入するだけで、知らない間に東ティモールの子どもたちが笑顔になれるなんて。
個人で寄付をするのはハードルが高いとしても、
こういった形で寄付ができるとなると、うれしい限り。
今年から、クリック募金もはじまりました。
http://www.clickbokin.ekokoro.jp/135.html
アンケートに答えると抽選でプレゼントももらえます。
http://1000toilets.com/enquete/index.html
あなたの選ぶネピアが、子どもたちを守るトイレになる。
今度、ティッシュやトイレットペーパーを買うとき、気にかけてみてください。
ちなみに、王子ネピアでは「クリニクラウン」という活動もサポートしています。
http://genki-project.jp/cliniclowns/pc/index.html
これについてはまた今度。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿